関西3地域グループ合同例会のご案内
例年開催している大図研関西3地域グループ合同例会が今年も開かれます。今年は京都地域グループによる企画・運営です。
ぜひ足をお運びください!
■大図研関西3地域グループ合同例会「これからの大学図書館システムを語る」
日時:2018年3月10日(土)13:30-17:00
場所:京都市国際交流会館 第1・2会議室
講師:入江 伸 氏(慶應義塾大学メディアセンター)
詳細、お申込みは京都地域グループのサイトをご覧ください。
10月例会開催報告
10/22(日)に「大学図書館研究会第48回全国大会(京都)参加報告」をテーマに例会を開きました。
9/9〜9/11の3日間にわたって開催された全国大会の
分科会とシンポジウムに参加したメンバーからの参加報告の後、
質問応答やディスカッションを行いました。
■報告のラインナップ:
第1分科会:大学図書館史「大学図書館問題研究会の歴史を見る」
(参加報告者:小山荘太郎さん)
報告資料 https://www.slideshare.net/secret/mwN71hzO7rYmt9
第3分科会:学術基盤整備「メタデータの動向と図書館員にできること」
(参加報告者:吉田弥生さん)
報告資料 https://www.slideshare.net/dtkOsaka/483-81193687
第7分科会:学生協働「学生と考えるwin-winの学生協働」
(参加報告者:寺島陽子さん)
シンポジウム
「オープンサイエンス時代の大学図書館の役割
〜研究データ、デジタルコレクション管理のこれから〜」
(参加報告者:森石みどりさん)
全国大会そのままに、
大学図書館やそれを取り巻く状況について
1970年の大図研発足当時から、今、そしてこれからを見渡していくことで、
その時代時代に図書館員が何を考えてきたのか、
どういった貢献をしていけるのかを
現場に携わる皆でフラットに話し合える会になりました。
報告の後の時間では、
自主企画の一つ、『本の修理に和紙を使おう!』で紹介された
補修用和紙セットのサンプルを取り上げました。
補修用和紙セットは
「図書館資料保存ワークショップ」さんと「活版印刷研究所」さんとの共同開発品で、
厚さの異なる3種類の土佐典具帖紙(A4サイズ)が1枚ずつ入っています。
大会当日には、事前モニターに参加した図書館からのアンケート結果が会場に掲示されていました。
大会当日の様子はコチラ(活版印刷研究所さんのサイト)
https://letterpresslabo.com/2017/09/15/kulpcws-column10-book_repair-washi/
例会では、このモニターに参加された
大阪女子短期大学図書館の今原千波さんから提供いただいた
補修和紙セットと補修サンプル、補修体験の感想を回覧しました。
補修サンプルは、破損度合の異なる新聞紙を3パターン用意し、
それぞれに適した厚さの和紙で補修したものでした。
中でもページ破れの補修に「最薄口」を本文に重ねて糊付けしたものは、
一見して補修の痕跡がわからないほど自然な仕上がりで、
もちろん補修紙の下の文字も問題なく読める状態でした。
補修紙としての和紙の力にあらためて感動、
加えてA4サイズという取り回しのしやすさも良いね、
と好評でした。
台風21号の接近におびえながらの開催でしたが、
盛りだくさんの内容で、学ぶことの多い楽しい会となりました。
第48回全国大会のページ
第1〜5分科会 http://www.daitoken.com/research/annual_conference/2017/section.html#am
第6〜10分科会 http://www.daitoken.com/research/annual_conference/2017/section.html#pm
シンポジウム http://www.daitoken.com/research/annual_conference/2017/symposium.html
自主企画 http://www.daitoken.com/research/annual_conference/2017/autonomous.html#sun
10月例会のご案内
会員の皆さまには事前にご案内していましたが、
下記のとおり10月例会を開催します。
テーマは例年行っている「全国大会参加報告会」です。
大会に都合がつかずに行けなかったという方、
行きたい分科会がバッティングしてしまった方、
参加しての所感やその後に考えたことを話し合ってみたい方など、ぜひ気軽にお越しください!
日時:2017年10月22日(日) 14:30〜16:30
会場:大阪商業大学(谷岡学園)梅田サテライトオフィス CURIO-CITY (グランフロント大阪タワーA(南館)16階)
アクセスマップ http://www.tanigaku.ac.jp/contents/guide/img/satellite_access.pdf
内容の詳細は、大阪地域グループのWebサイトをご覧ください。
大阪地域グループ第2回総会、例会(会員総会資料討議) 報告
本日、大阪地域グループ第2回総会と例会を開催しました。
総会は定足数を満たして成立しました(出席8名+委任状10通)。
議案はすべて承認されました。
また、予定していた議案に加え、
大阪地域グループの活動や大学図書館をとりまく状況について
質疑応答や活発な意見交換がされました。
総会に引き続き、例会を行い、
会員総会議案書と討議資料について確認をしました。
時間が限られていたため、
大阪地域グループのメンバーで
もし意見や質問があり、会員総会に出席できない方については
大阪地域グループ委員会宛にメールでお知らせいただき、
当日出席可能な委員が伝えることになりました。
■大阪地域グループ委員会 dtk-obc ★ freeml.com
(メール送信時は★を@に変更してください)
■会員総会(全国大会の日程に含まれます)
日時:2017年9月9日(土)13:15-15:35
場所:同志社大学 新町キャンパス 臨光館
今年の全国大会は、大阪からアクセスのよい京都で開催されます!
大学図書館のさまざまな課題やトレンドを扱ったプログラムが用意されていますので
ぜひ気軽に出かけてみましょう♪
■第48回全国大会(京都)のWebサイト
大会日程 2017年9月9日(土)〜11日(月)【申込締切:8/29(火)】
(会員・非会員問わず参加できます)
大阪地域グループ総会・例会を開催します
8月19日(土)15:00〜「大阪地域グループ第2回総会」を下記のとおり開催します。是非ご参加ください。
ご出席いただくのが難しい場合には、お手数ですが委任状のご提出をお願いいたします。
日時: 2017年8月19日(土) 15:00〜
場所: 弁天町ORC学習センター 第2会議室
総会後、引き続いて例会を開催します。
総会の議案書(地域グループ報 no.2)、例会の詳細はWebサイトをご覧ください。
大阪地域グループWebサイト
大阪地域グループ報告
2月例会報告
2/12に「図書館における障がい者サービスに関連するガイドラインを読む」をテーマに例会を行いました。
2016 年 4 月に障害者差別解消法が施行されたことをうけ、
各図書館においてどのように対応しているか、具体的なサービス方法や対応について、今まで以上に活発な情報交換の場がもたれるようになりました。
図書館のサービスの指針となるのが、「ガイドライン」ですが、何気なく内容を確認することはあっても、表現や文言までを含めて「じっくり読む」機会はなかなかないのではないでしょうか?
そこで今回の例会では、障害者差別解消法施行を受けての障害学生支援関連の研修会の参加報告を聞き、2本の関連ガイドラインと具体的な実施例を記した論文を精読し、図書館における障がい者サービスについて、さまざまな意見を出し合いながら、考える機会としました。
まず初めに、12/12に筑波大学で行われた
研修会「大学図書館における障害学生支援〜障害者差別解消法の施行を受けて」の参加報告です。
発表者は大阪大学附属図書館の吉田弥生さんです。
ご発表スライドはこちらをご覧ください。
http://www.slideshare.net/YayoiYoshida/ss-72857508
(掲載について、講演者の方々からの許諾をいただいています)
続いて、関連ガイドライン2本と、
吉田さんのご発表でもご紹介いただいた北海道大学附属図書館さんの
具体的な取組をまとめた論文を黙読しました。
1. 「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」
http://www.jla.or.jp/library/gudeline/tabid/606/Default.aspx
2. 「図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン」
https://www.jla.or.jp/portals/0/html/20100218.html
3. 北海道大学附属図書館
「プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス」
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/63161
上記ガイドラインと論文を読んで、
参加者それぞれが気づいたことや感じたことを付箋に書き込み、
それを元にディスカッションを行いました。
活発な意見交換が行われ、あっという間に終了時刻となってしまいました。
連続企画として、今後、各館の実践例の持ちよりや、
外部の講師にお越しいただくのはどうかという意見もでたほどです。
最後に、吉田さん貴重なご発表を有難うございました。
12月例会報告
今更ながらですが、12/10(土)に弁天町で開催した例会のご報告をします。
12月例会は地域グループ委員が手分けをして保管していた「大阪支部」の資料を持ち寄って整理をしながら、大図研および大阪支部の歴史を振り返る、という企画でした。
大図研の会員名簿、入会案内、大阪支部報、支部の印など様々な資料が集まりました。
もっともボリュームがあったのは支部報。
1975年の創刊号から紙媒体での配布をしていた2006年の190号まで、予備を含めて3セットありました。
ただし、63〜70号はなぜか欠号で以前会員に呼びかけて探したのですが、その際にも保管している会員は見つからず、そのままになっています。
それ以外の号は長年事務局を務めてくださったM氏のおかげで、一通り揃っているため、電子化が済んだものは1セット、まだのものは2セットを残し、それ以外は処分することにしました。
昔の支部報を見返すと、懐かしい方々の若かりし頃の初々しい文章を読むことができます。
大図研30周年を記念して、当時大阪支部会員だったK女史がデザインしたロゴシールもありました。
パラパラめくりながら、支部報の在庫を整理していると時間があっという間に過ぎてしまいました。
支部報は大阪地域グループのサイトで2002年分から公開しています。
https://sites.google.com/site/dtkosakaweb/home/sibuho