11月例会報告
11月30日に「秋の箕面におでかけ」例会をおこないました。天候にも恵まれ、秋の一日を箕面でゆっくりと過ごしました。
当日の様子はtogetterにまとめられています。
http://togetter.com/li/597969
以下詳細報告を追記します。
参加者は7名。まずは大阪大学外国学図書館前に集合です。
大阪大学外国学図書館は箕面キャンパスにあります。旧大阪外国語大学が2007年に大阪大学と合併して,外国語学部となりました。
図書館の前が小さな広場のようになっています。
大阪大学外国学図書館の吉田さんにご案内いただき,館内見学へ。
本日のお目当ては,ラーニングコモンズ「るくす」。「るくす」はラテン語で「光」という意味で,外国語学部の学部章に刻まれているラテン語「光と平和は東方にあり」という言葉から取ったそうです。図書館入口右手すぐの場所にあります。オレンジを基調にした優しいスペースです。
「るくす」は外に面している部分が全面ガラス窓になっていて,外からも様子がよく見えます。ラーニングコモンズのひとつの要素に,Co-learningという部分があると思いますが,ラーニングコモンズの外側からも中の様子がよくわかり,学習を行っている他者の存在が見えやすいとのことです。夜は照明もあってより目立つとのこと。
これは,同志社のラーニングコモンズにお邪魔した時にも指摘されていた点でした。
「るくす」の1カ所には,TAさんによるテーマ展示と,新着図書コーナーが。新着図書コーナーの棚がかわいいです。
見出しカードでpopが作られています
外国語学部の専攻言語の資料をまんべんなく収集するため,年によって重点的に収集する言語が決められているとか。
TAさんによるミニ講習会なども「るくす」で行われている模様。盛んです。
2階,3階の閲覧室もご案内いただきました。2階は語学関係の資料でほぼ埋まっているのが外国学図書館らしいところ。ちなみに館内の図書検索ツールは,全ての専攻言語(25)で検索ができるようになっています。
3階閲覧室には「14冊の本棚」という展示コーナーがあります。ほぼ毎月のペースでテーマごとに14冊を紹介する常設展示(?)で,現在のテーマは「適塾,江戸期の蘭学・洋学者たち―司馬遼太郎『花神』を糸口に」でした。司馬遼太郎は旧外国語大学の卒業生でもあります。
http://www.library.osaka-u.ac.jp/gaikoku/14books/037.php
図書館の別棟に「AVライブラリー」があり,そちらもご案内いただきました。http://www.library.osaka-u.ac.jp/gaikoku/av_library.php
37のブース,たくさんのDVD,ビデオ,LD(レーザーディスク)などが並んでいます。
外国学図書館をくまなく見学させて頂いたあとは,阪急箕面駅前に向かいます。
ランチに地元の野菜を中心としたお料理をいただき,箕面の大滝まで散策しました。
休日とあって,大勢の人出でした。