5月支部例会報告

5/18(土),「新学期ガイダンス」をテーマに,大阪支部5月例会を行いました。
話題提供(2名):
○末田真樹子さん(大阪大学:総合図書館参考調査担当)「共通教育系科目「情報活用基礎」における大阪大学附属図書館の取り組み―教材作成と実施を中心に」
初年時教育について図書館が関わっている取り組みを紹介し,「情報活用基礎」の実施体制や,教材の作成,狙いと心がけたことについて説明してくださいました。
Web上で動く教材にして,学生が手を動かして参加できる,自分でも答え合わせできるような仕組みとなっています。
教材は↓↓から公開されています。
http://www.library.osaka-u.ac.jp/others/tutorial/kougi2013/index.html
(「サイトマップ」のリンクからお進みください)
 
○諏訪敏幸さん(大阪大学:前 生命科学図書館参考調査主担当)「大阪大学生命科学図書館の教育活動(1998.4-2013.3)」
大阪大学生命科学図書館は,医学・生物学系,看護学系の専門に進んだ利用者(学部3年以上,院生,研究者)をサービス対象としていますが,その参考カウンターを通じての「教育」活動についてお話いただきました。
カウンターで行うレファレンスを教育サービスの中心と捉え,リピーター以外への利用層・接点を拡げるための授業という位置づけで活動を行ってこられた,経験と実感に基づく重みのこもったご発表でした。

休憩を挟んで,参加者から,自学での取り組み事例や,2012年2月に開催された「トサケンセミナー(兼ダイトケン兵庫支部2月例会)」などが紹介されました。
また,ガイダンス実施の館内体制や,どういったことを主な目的としているか,他大学での学生への出題内容,担当教員からの要望と学生の実際の習熟度などについて質問,意見などが交わされました。

ご発表・ご参加くださった皆様,ありがとうございました。