「全国大会参加報告会」開催報告

11/25(日)に、今年9月に行われた大図研第49回全国大会を振り返る「全国大会参加報告会」を開催しました。
9/8〜9/10の3日間にわたって開催された九州大会の分科会や見学会に参加した会員からの報告の後、質疑応答やディスカッションを行いました。


第1分科会:大学図書館史「大学図書館問題研究会の歴史を見る part2」
(報告者:吉田弥生さん)

第7分科会:キャリア形成「キャリアパス解決の糸口を見つける」
(報告者:小山荘太郎さん)

第5分科会:利用者支援「インターネット時代におけるレファレンスのあり方」

西南学院大学図書館見学会
(報告者:吉田弥生さん)

今回が例会への初めての御参加だったという方や、大阪地域グループ以外の地域グループに御所属の大図研会員の方も御出席下さり、普段4府県の大学図書館で働く7名の多彩な参加者が集いました。
2時間という限られた時間ではありましたが、レファレンスを巡る最近の状況に関する話題から、大学図書館に初めて業務用の端末が導入された30年以上前の時期の話題まで、様々な事柄について話し合いました。

大学図書館史分科会に関する報告では1980年代前半の大図研の様子が詳しく紹介され、各地での新たな支部(現在の地域グループ)の結成や会員数の増加が続いた時期であることを知り、当時から現在まで大図研が一人一人の大学図書館員の参加で成り立っている会であることを改めて感じる機会となりました。
西南学院大学図書館見学会に関する報告でも、書庫や書架の実際の様子など、なかなか他では接することの出来ない参加報告会ならではの話を聞くことが出来ました。自分自身では見聞出来なかった他の会員の方の経験を共有出来る、有難い機会となりました。

全国大会については、会報『大学の図書館』の10月号にも「全国大会フラッシュ」号ということで全国各地の参加者の皆さんによる記事が掲載されています。

また大阪地域グループでは今後も例会などの行事を企画していきます、会員の皆様は例会に関する御意見・御要望などがございましたら、御気軽に大阪地域グループ委員会(メールアドレス dtk-obcfreeml.com 送信時は◆を@に変換して下さい)までお寄せ下さい。