4月例会報告

桜の花が散りハナミズキが見頃を迎えた4月19日、大阪支部・京都支部共催で京都教育大学附属図書館の見学会をおこないました。


京都教育大学附属図書館は、2013年10月に増改築を完了しリニューアル・オープンしました。増改築によって図書館の面積はそれまでの約1.6倍となり、ラーニング・コモンズはじめ、リフレッシュラウンジ、児童書コーナー、企画展示室など様々なスペースが生み出されています。

見学会では、全館にわたってご案内いただき、様々な施設・設備の工夫・運用方法などをご説明いただきました。

図書館に配置されている機材や家具などは、カタログや写真だけを見ていてもなかなか実感できないことが多く、実際に置かれている空間を見て初めて納得することができます。目新しい家具や備品には参加者の関心も高く、多くの注目が集まっていましたし、掲示板や各コーナーの運用の工夫なども知ることができました。

また、企画展示室でおこなわれていた「音楽教科書」の展示では、楽器そのものが展示されていたばかりでなく、一部は実際に音を出すことができるようになっていましたし、QRコードから実際の演奏の様子にリンクもされているなどの工夫がされていました。

今回の見学会は、図書館の施設のあり方や運用の工夫を考える上でとても参考になるものでした。